とよだクリニックについて
診療方針
1、精神療法と薬物療法の併用
「睡眠薬や安定剤に頼ったらいけない」とよく言われますが、現在使われている薬は以前の薬とは比較にならないほど副作用が少なく効果も期待できます。正しい知識と経験を持った専門医が判断して使用する限り心配は要りません。しかし、これだけでは十分でなく、その人にあった説明や精神療法を同時に行う必要があります。この併用により、より良い治療結果が期待できるのです。
2、薬はできるだけ少量で
安全な薬が増えたのは既に説明した通りで、薬物療法に対し心配は無用です。しかし、それでも薬は少なくすめばそれに越したことはありません。出来るだけ少量の薬で治したい、これが当クリニックの基本方針です。
3、初診時には十分に時間をとり十分に説明する。
どんな病気でもそうなのですが、特に心の症状をお持ちの方は不安が強いのです。初診時に十分に時間をとり、その方の状態や診断について説明し、その上で共同作業として治療方針を決定する。これにより「この先自分はどうなってしまうのか」という不安が軽くなり、安心して治療を受けられるようになっていただけるでしょう。
診療科目
心療内科、精神科
特色とする治療法
精神疾患全般を専門としていますが、うつ病の他、社会不安障害や強迫性障害、身体表現性障害の治療を得意としています。
当院は大阪医科薬科大学病院の連携医療機関です。
一般名処方について
当院では、薬剤の一般名を記載する処方箋を交付することがあります。
一般名処方とは、医師が患者様に必要な薬剤を、「商品名」ではなく「成分名」で表記した処方箋のことです。
一般名処方は、同じ成分であれば薬価が低い薬剤を調剤することが可能となるため、医療費の軽減につながります。
また、一般名処方により、同じ成分であれば、同じ効果が期待できるため、供給が不安定な医薬品を調剤する患者様の安全性が確保されます。
ただし、一般名処方は、医療用医薬品として承認された商品名と異なる名称が処方箋に表示されるため、患者様が混乱することがあります。
そのため、当院では、薬剤の供給状況等を踏まえつつ、一般名処方の趣旨を患者様に十分に説明することを心がけておりますが、ご不明な点はお気軽に医師にお問い合わせください。